〜建築音楽アニメ道〜
とっぷ映画情報>エス
■エス
 実験?そんな言葉で片付けていいのかな…。

 監督:オリバー・ヒルツェヴィゲル
 脚本:マリオ・ジョルダーノ
 撮影:ライナー・クラウスマン
 美術:ウリ・ハニッシュ
 衣裳:クラウディア・ボブジン
 出演:モーリッツ・ブライプトロイ/クリスティアン・ベッケル/オリヴァー・ストコフスキー/ユストゥス・フォン・ドーナニー/ティモ・ディールケス/ニッキ・フォン・テンペルホフ/アントアーヌ・モノ/メラン・エッゲルト

 ストーリー
 新聞広告で集められた被験者を「看守役」と「囚人役」に分け、模擬刑務所で生活をさせる…。アメリカの大学で実際に行われた実験を題材に描く、スリリングなドイツ映画。元記者の主人公が、起死回生のネタとして被験者に応募し、実験を記事にしようとする。しかし、実験に参加する前から、彼の身に奇妙なできごとが連続。そして、実験に参加した彼が体験したものとは?

 感想
 サスペンスとして捕らえるのならかなり上級の映画だと思います。

 実際にあった実験を元に作られたノンフィクション?なのかな?

 もう一度言うと、サスペンスなら最高の傑作だと思う。

 何度もサスペンスならと言う理由は、人間としてみたら恐怖をそのまま映像にした感じ…。

 刑務所の看守が囚人をいじめる理由を付きとめるべく、人間の心理を極限まで引き出した実験の中で、「看守役」と「囚人役」があまりにもリアルすぎて、実験が中止になったほど。

 看守役の囚人を支配する精神状態は、役をしているうちに囚人がきたなく見えてきたという。

 一方囚人役は精神が崩壊し、普通の人が簡単に精神異常者になってしまう。

 もし実験が続いていたら、死者が出てもおかしくない状態。

 実際、刑務所では死者が出ているように…。

 そしてこの映画はもう一つ大きなメッセージを伝えている、どんな人間でも今回の看守役のように支配する側になると、いきすぎてしまうという事。

 つまりはリミッターがとれた状態になるってとこかな。

 こればっかり気をつけようが無い。

 なぜならみんな持って生まれたものだから。


 個人的に、この映画の主人公の笑い方が好きでした。

とっぷ映画情報>エス
copyright 2005 Ken Realluck.com All rights reserved.